二
私達の交際が知れ渡ると、流石にカカシ先生も私の過去を細かく聞かされたらしく、無理強いはしないからと言って、それまでは口づけをして抱きしめてくれたその行為を一切止めたのだった。
私はそれが嫌な訳ではなく、まして無理強いなんかではないから、私は彼に自分の気持ちを正直に話したのだった。嬉しいと笑う彼の素顔はどこか辛そうであったのは、男として欲望を果たすことが無理ではないかと、今なら別れられると思っている--と私は勝手に解釈していた。
私が拒んだらきっと離れて行くのだろうと、思った時には流石に今回は立ち直るのに時間が掛かるだろうな、と心が締め付けられるような激情を自覚した。別れてもいいんですよ、と言ってみた私だったが上手く物分かりのいい女を演じきれたかどうか、自信がなかった。声も、手も、震えていた。
カカシ先生は、そっと私を胸に抱き込み、髪を撫でてくれた。ああ、もしかしたら私は愛されているのかと、錯覚すら覚えた。涙がじわりとにじんできたが、私は顔を上げカカシ先生の唇に自らの唇を近付けた。怖くないからお願い、とだけ言うと彼は理解したように深く唇を合わせてきた。
頭の芯が痺れるような、上手く表現出来ないこんな感覚は初めてだった。一瞬、あの暗部に抱かれた時の記憶が頭をよぎったが、恐怖が蘇った訳ではなかった。深く考える事もできず、私はカカシ先生の技巧に溺れた。郭では男の欲求を満たすだけですからこんな事はしません、痛かったらごめんなさいと、掠れた小声で私の耳元から唇がゆっくり降りていく。粟立つような感覚に、私は声が抑えられなかった。
裸で抱き合うなんて有り得ないと思っていたのに嫌悪感など無く、ただ体の中から溢れる初めての欲望に、はしたなくも雄のケモノの前に脚を開いて誘う私がいた。カカシ先生は時間を掛けて丁寧に、指と舌を使い陰唇から膣へと私の快感を引き出そうとするが、時折戸惑うような拙さも垣間見え、やはり自分で言う通り慣れていないのだろうかと、心の片隅で思う。
余裕だねと茂みを舐められ、乳房を揉まれて更に声が上がり、自然と体がのけ反った。爪先が畳を蹴る。私の部屋は安アパートの二階なので音も震動も伝わりやすいが、構っていられない。今日だけは許してと、他の住人達に謝りながら自分のものとは思えないような声を上げ、喘ぎ続けた。
カカシ先生の大きな両手が私の腰を掴むと両脚の 間に自分の体を入れ、上体を前に倒して私の唇を塞ぎ、舌を吸う。喉が痛くなるよ、と。
貴女の事が好きです。信じて下さい。
見詰められて、見詰め返せば、疼く下腹部にずいと進む異物感があった。あっと思った時には、入ったと息のような声が漏れた。濡れることなど無かった筈なのに、くちゅりと音がしているのは結合部。気付かぬ内にかなり難しい姿勢をとらされていた。私の両膝は自分の耳元に届き、目の前にぬるぬると光る自分の陰毛と割れ目、突き刺さる男根が丸見えだった。赤黒くて太い。こんなの見たこと無かったと記憶を辿っている内に、中でずんと質量を増し、それを包む襞がひくついたのが解った。
恐怖は無かった。優しいからかというと、今までの人達も優しくはあったし、技巧に長けたツワモノもいたのだが、こうして私の中に入ったのは二人目。私が受け入れたのはカカシ先生が初めて。
両脚をカカシ先生の肩に乗せられ角度が変わると、中のモノの出っ張りが襞を擦り、快感を呼んだ。
黙ったまま、汗を滴らせたカカシ先生が腰を引き打ち付ける動作を繰り返した。あっ--じわりと温かい液が湧いて、脚の付け根を濡らす。大きな両手は私の乳を掴み、肉の打ち合う音は男根の出し入れを現していた。快楽の波が押し寄せ、我慢できずカカシ先生は膝立ちになって結合させたまま、私の腰を持ち上げた。殆どブリッジのような姿勢で、右へ左へと突く位置を変え、ぐるりと回せば満遍なく擦られて自然と膣道が狭まる。
うっ、と声がしてカカシ先生の頂点が近いことがわかった。一緒に、と親指で茂みの中の小さな突起をこねられ激しく揺すられ、卑猥な水音と共に二人の熱が放たれた。
瞼の裏で星が瞬いた一瞬後、ドクッと精液が膣道の奥に出されたのを感じた。
息を整えている間に少し小さく柔らかくなったカカシ先生の男根は、ずるっと引き出されていく。私はいたずらに意識して膣を締めてみた。カカシ先生の動きが止まり、意地悪…と肩を落として笑った。
無理をさせて、と髪を撫でられるのが気持ちいい。快感は体の中でまだ燻り、腰の疼きが残っている。
私を片手で抱き込みながら、側のティッシュを手繰り寄せそっと私の股間の滴りを拭き取ってくれた。それを目の前に見せ付けるように出すと、こんなに感じてくれたんだねと、カカシ先生はいやらしく囁いた。
私達の交際が知れ渡ると、流石にカカシ先生も私の過去を細かく聞かされたらしく、無理強いはしないからと言って、それまでは口づけをして抱きしめてくれたその行為を一切止めたのだった。
私はそれが嫌な訳ではなく、まして無理強いなんかではないから、私は彼に自分の気持ちを正直に話したのだった。嬉しいと笑う彼の素顔はどこか辛そうであったのは、男として欲望を果たすことが無理ではないかと、今なら別れられると思っている--と私は勝手に解釈していた。
私が拒んだらきっと離れて行くのだろうと、思った時には流石に今回は立ち直るのに時間が掛かるだろうな、と心が締め付けられるような激情を自覚した。別れてもいいんですよ、と言ってみた私だったが上手く物分かりのいい女を演じきれたかどうか、自信がなかった。声も、手も、震えていた。
カカシ先生は、そっと私を胸に抱き込み、髪を撫でてくれた。ああ、もしかしたら私は愛されているのかと、錯覚すら覚えた。涙がじわりとにじんできたが、私は顔を上げカカシ先生の唇に自らの唇を近付けた。怖くないからお願い、とだけ言うと彼は理解したように深く唇を合わせてきた。
頭の芯が痺れるような、上手く表現出来ないこんな感覚は初めてだった。一瞬、あの暗部に抱かれた時の記憶が頭をよぎったが、恐怖が蘇った訳ではなかった。深く考える事もできず、私はカカシ先生の技巧に溺れた。郭では男の欲求を満たすだけですからこんな事はしません、痛かったらごめんなさいと、掠れた小声で私の耳元から唇がゆっくり降りていく。粟立つような感覚に、私は声が抑えられなかった。
裸で抱き合うなんて有り得ないと思っていたのに嫌悪感など無く、ただ体の中から溢れる初めての欲望に、はしたなくも雄のケモノの前に脚を開いて誘う私がいた。カカシ先生は時間を掛けて丁寧に、指と舌を使い陰唇から膣へと私の快感を引き出そうとするが、時折戸惑うような拙さも垣間見え、やはり自分で言う通り慣れていないのだろうかと、心の片隅で思う。
余裕だねと茂みを舐められ、乳房を揉まれて更に声が上がり、自然と体がのけ反った。爪先が畳を蹴る。私の部屋は安アパートの二階なので音も震動も伝わりやすいが、構っていられない。今日だけは許してと、他の住人達に謝りながら自分のものとは思えないような声を上げ、喘ぎ続けた。
カカシ先生の大きな両手が私の腰を掴むと両脚の 間に自分の体を入れ、上体を前に倒して私の唇を塞ぎ、舌を吸う。喉が痛くなるよ、と。
貴女の事が好きです。信じて下さい。
見詰められて、見詰め返せば、疼く下腹部にずいと進む異物感があった。あっと思った時には、入ったと息のような声が漏れた。濡れることなど無かった筈なのに、くちゅりと音がしているのは結合部。気付かぬ内にかなり難しい姿勢をとらされていた。私の両膝は自分の耳元に届き、目の前にぬるぬると光る自分の陰毛と割れ目、突き刺さる男根が丸見えだった。赤黒くて太い。こんなの見たこと無かったと記憶を辿っている内に、中でずんと質量を増し、それを包む襞がひくついたのが解った。
恐怖は無かった。優しいからかというと、今までの人達も優しくはあったし、技巧に長けたツワモノもいたのだが、こうして私の中に入ったのは二人目。私が受け入れたのはカカシ先生が初めて。
両脚をカカシ先生の肩に乗せられ角度が変わると、中のモノの出っ張りが襞を擦り、快感を呼んだ。
黙ったまま、汗を滴らせたカカシ先生が腰を引き打ち付ける動作を繰り返した。あっ--じわりと温かい液が湧いて、脚の付け根を濡らす。大きな両手は私の乳を掴み、肉の打ち合う音は男根の出し入れを現していた。快楽の波が押し寄せ、我慢できずカカシ先生は膝立ちになって結合させたまま、私の腰を持ち上げた。殆どブリッジのような姿勢で、右へ左へと突く位置を変え、ぐるりと回せば満遍なく擦られて自然と膣道が狭まる。
うっ、と声がしてカカシ先生の頂点が近いことがわかった。一緒に、と親指で茂みの中の小さな突起をこねられ激しく揺すられ、卑猥な水音と共に二人の熱が放たれた。
瞼の裏で星が瞬いた一瞬後、ドクッと精液が膣道の奥に出されたのを感じた。
息を整えている間に少し小さく柔らかくなったカカシ先生の男根は、ずるっと引き出されていく。私はいたずらに意識して膣を締めてみた。カカシ先生の動きが止まり、意地悪…と肩を落として笑った。
無理をさせて、と髪を撫でられるのが気持ちいい。快感は体の中でまだ燻り、腰の疼きが残っている。
私を片手で抱き込みながら、側のティッシュを手繰り寄せそっと私の股間の滴りを拭き取ってくれた。それを目の前に見せ付けるように出すと、こんなに感じてくれたんだねと、カカシ先生はいやらしく囁いた。
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