NARUTO　カカイル二次創作小説　（女イルカあり）

カカシさん、貴方は何故明日の誕生日は休みだと言わなかったんですか。
はあ？　私にいちいち言わなくても誰かから聞いてると思った？
はい誰か、から聞きましたよ、今。今日の明日じゃ私には何も出来ないんですけどね。たった今から受付の夜勤で、裏で仮眠を取ったら明日も午後から受付です。
…何めそめそしてるんです。馬鹿ですか、アホですか。自分を恨みなさい。ほら、後ろがつかえてますからどいて。
邪魔しないの、いいこだから。
ああもう、すみませんねえ、お待たせして。
気分悪くなってきませんか、変なチャクラ撒き散らして有毒ガスみたいですよねー。あ、慣れておくといいかもしれないと…確かに耐性は必要ですね、里の中で毎日こんなのに振り回されちゃたまりませんものね。
流石、大変なお仕事されてる上忍の方は人間ができておられる。仲間を悪く言わないでほしいと。
はい、私もそうしたいのですが、一日中仕事の邪魔をされ上司に何処にでも入り込むアレを何とかしろと嫌みを言われて、それで時間がずれ込んで綱手様からは自分の分のくせして書類の処理が遅いと怒られて、私もそろそろ限界なんですよね。
ちょうどいいから、綱手様のはんこでアレをどっかに飛ばす書類を作ろうかと考えてます。
ああ？　泣かないでよー嘘に決まってるでしょ。あんたの雷切でこの建物を半壊にしたのは、先月私が綱手様のお使いで出掛けた時ですよね。行き先を知らないし帰りは翌日になったから、それだけの理由でしたよね。
当たり前でしょ、密書なんだから。
って事で私は任務にも行かれないんですよ、三年振りの里帰りの上忍の方。
あ、いえいえ大丈夫です。ちょっとマタニティーブルーが入ってるだけですから。