二
焦らすカカシに我慢できないと、イルカは首に回した腕に力を込めた。密着する胸の鼓動がひとつになる。
「だあってぇ、恥ずかしいんだものぉ。」
何て可愛いこと言うんだ、とカカシはにやけた顔が更ににやける。二人だけの時との差がありすぎて、こんなイルカが見たいから余計意地悪しちゃうんだよ、とは絶対に言えないだろう。
カカシはもう少しいじめようかな、と腰を引いて入れかけた男根をイルカの秘所から抜いた。代わりに指を二本、ずぶりと突っ込んだ。
長く、細いが節くれだつカカシの指は、イルカの快感を頂上間近に持って行くには充分だった。ぎゅうと襞が指を締め付け、温かな液はカカシの手首までしたたってきた。
「いっぺん鳴こうかねぇ。」
くいと指を動かし一番感じる場所をこすると、イルカは首を横に振って
「いやあ、違うのぉ、早く入れてぇ。」
とカカシのモノをねだって、自分の手を膝裏に当て脚を全開に開いた。
カカシの目の前には、愛液にまみれ真っ赤に熟した穴。陰毛までいやらしく光る。
「うーん、じゃあ手加減なしね。ガンガンいっちゃうからすぐ天国だよ。」
カカシは噛み付くように深く口付け、イキかけたままのイルカのクリトリスをこねながら張り詰めた肉棒を穴に埋めた。
あ、とイルカはひと声だけあげて満足そうに微笑んだ。
にゅるりと滑り込んだ陰茎は、一気に根元まで収まってしまった。締め付ける襞に皮を剥かれたことで、カカシも快感の波に飲まれるところだった。
あわっ、待て待て、出るんじゃない。と言い聞かせるように腰を引き、波を一旦逃す。そして戦闘体勢を取るかのように軽く肩を揺らし気を入れ直して、カカシは腰を打ち付け始めた。
いつも低めなイルカの声が、次第に悲鳴に近い高い声になる。まだまだ、とカカシは独り言を言うと、ピストン運動を止めぐるりとグラインドに移った。雁首が先程指先がこすった場所に当たると、イルカの脚が引き攣ったように伸びた。
ここ、いっちゃおうかね、とピストン運動を再開し重点的にそこを狙う。ざらざらしたそこはカカシの先っぽにも刺激を与え、あぁいいねえ、と掠れた吐息が漏れた。
二人の息だけがやけに大きく聞こえるのは外界の音を遮断しているからか、それがまた秘め事らしくもあり気持ちを高ぶらせる。
「いい、いいの、そこがいいの、もっとぉ。」
何言ってんだか解ってないんだろうね、とカカシは薄い笑みを浮かべ、可愛らしくねだるイルカに打ち付けを速めた。
ゆうべもやったのにね、んーその前もか、イルカはこんなにスキモノだって誰も知らないよねぇ、とカカシは乾いた唇を舐めてイルカの片脚を自分の肩に乗せた。
イルカの体は横を向き、直角以上に開いている股には分身が突き刺さるのが見えて、犯しているという実感にカカシは喜びを隠せない。
「帆掛け船ってこんなんだっけ。」
首を捻りながらカカシは最後の追い込みを始めた。はあはあと上がる息は次第にタイミングが合うようになり、あぁ、と漏れた声で二人の動きは止まった。
高ぶりがおさまっても抜くそぶりを見せず、んふふ、とカカシは嬉しそうに体の下のイルカを見た。タオルケットで顔を半分隠し、恥ずかしそうにカカシを見上げている。
「ねーえイルカ先生、昼間っからあーんな事もこーんな事もやっちゃいましたね。今日はどうしてこんなに積極的だったんでしょうかねえ。」
耳元でわざと囁くと、
「だって、カカシさんたら綺麗な女の人と楽しそうに笑ってたの、あたし見ちゃったんだもの。」
と拗ねてイルカはタオルケットにすっぽり隠れてしまった。
付き合ってるの恥ずかしくて皆に言えないし、と人前でのあのつんけんした態度とは打って変わって甘え縋る様子のなんと可愛いことか。
最初からカカシが押し切って付き合い始めたのだが、三ヶ月たった今でもまだＯＫしていない事になっている。カカシが付き合ってるよ、と言ったところでイルカがむきになって否定しているので、どちらなんだろうと暫くは周りも興味津々だったが今では誰も見向きもしない。
「ああ受付の前で声掛けられたの、見たんだ。」
ちょっと驚いたように目を開いて、カカシはイルカの顔を覗き込んだ。決して目を合わせないように横を見たり目をつぶったり、まずい事言っちゃったと思っているのがカカシにはよく判った。
「だから貴女も認めてくれればいいのに。変な女が寄って来るし、貴女にだって害虫がたかるし。」
「あたしには虫なんてたかってませんけど。」
焦らすカカシに我慢できないと、イルカは首に回した腕に力を込めた。密着する胸の鼓動がひとつになる。
「だあってぇ、恥ずかしいんだものぉ。」
何て可愛いこと言うんだ、とカカシはにやけた顔が更ににやける。二人だけの時との差がありすぎて、こんなイルカが見たいから余計意地悪しちゃうんだよ、とは絶対に言えないだろう。
カカシはもう少しいじめようかな、と腰を引いて入れかけた男根をイルカの秘所から抜いた。代わりに指を二本、ずぶりと突っ込んだ。
長く、細いが節くれだつカカシの指は、イルカの快感を頂上間近に持って行くには充分だった。ぎゅうと襞が指を締め付け、温かな液はカカシの手首までしたたってきた。
「いっぺん鳴こうかねぇ。」
くいと指を動かし一番感じる場所をこすると、イルカは首を横に振って
「いやあ、違うのぉ、早く入れてぇ。」
とカカシのモノをねだって、自分の手を膝裏に当て脚を全開に開いた。
カカシの目の前には、愛液にまみれ真っ赤に熟した穴。陰毛までいやらしく光る。
「うーん、じゃあ手加減なしね。ガンガンいっちゃうからすぐ天国だよ。」
カカシは噛み付くように深く口付け、イキかけたままのイルカのクリトリスをこねながら張り詰めた肉棒を穴に埋めた。
あ、とイルカはひと声だけあげて満足そうに微笑んだ。
にゅるりと滑り込んだ陰茎は、一気に根元まで収まってしまった。締め付ける襞に皮を剥かれたことで、カカシも快感の波に飲まれるところだった。
あわっ、待て待て、出るんじゃない。と言い聞かせるように腰を引き、波を一旦逃す。そして戦闘体勢を取るかのように軽く肩を揺らし気を入れ直して、カカシは腰を打ち付け始めた。
いつも低めなイルカの声が、次第に悲鳴に近い高い声になる。まだまだ、とカカシは独り言を言うと、ピストン運動を止めぐるりとグラインドに移った。雁首が先程指先がこすった場所に当たると、イルカの脚が引き攣ったように伸びた。
ここ、いっちゃおうかね、とピストン運動を再開し重点的にそこを狙う。ざらざらしたそこはカカシの先っぽにも刺激を与え、あぁいいねえ、と掠れた吐息が漏れた。
二人の息だけがやけに大きく聞こえるのは外界の音を遮断しているからか、それがまた秘め事らしくもあり気持ちを高ぶらせる。
「いい、いいの、そこがいいの、もっとぉ。」
何言ってんだか解ってないんだろうね、とカカシは薄い笑みを浮かべ、可愛らしくねだるイルカに打ち付けを速めた。
ゆうべもやったのにね、んーその前もか、イルカはこんなにスキモノだって誰も知らないよねぇ、とカカシは乾いた唇を舐めてイルカの片脚を自分の肩に乗せた。
イルカの体は横を向き、直角以上に開いている股には分身が突き刺さるのが見えて、犯しているという実感にカカシは喜びを隠せない。
「帆掛け船ってこんなんだっけ。」
首を捻りながらカカシは最後の追い込みを始めた。はあはあと上がる息は次第にタイミングが合うようになり、あぁ、と漏れた声で二人の動きは止まった。
高ぶりがおさまっても抜くそぶりを見せず、んふふ、とカカシは嬉しそうに体の下のイルカを見た。タオルケットで顔を半分隠し、恥ずかしそうにカカシを見上げている。
「ねーえイルカ先生、昼間っからあーんな事もこーんな事もやっちゃいましたね。今日はどうしてこんなに積極的だったんでしょうかねえ。」
耳元でわざと囁くと、
「だって、カカシさんたら綺麗な女の人と楽しそうに笑ってたの、あたし見ちゃったんだもの。」
と拗ねてイルカはタオルケットにすっぽり隠れてしまった。
付き合ってるの恥ずかしくて皆に言えないし、と人前でのあのつんけんした態度とは打って変わって甘え縋る様子のなんと可愛いことか。
最初からカカシが押し切って付き合い始めたのだが、三ヶ月たった今でもまだＯＫしていない事になっている。カカシが付き合ってるよ、と言ったところでイルカがむきになって否定しているので、どちらなんだろうと暫くは周りも興味津々だったが今では誰も見向きもしない。
「ああ受付の前で声掛けられたの、見たんだ。」
ちょっと驚いたように目を開いて、カカシはイルカの顔を覗き込んだ。決して目を合わせないように横を見たり目をつぶったり、まずい事言っちゃったと思っているのがカカシにはよく判った。
「だから貴女も認めてくれればいいのに。変な女が寄って来るし、貴女にだって害虫がたかるし。」
「あたしには虫なんてたかってませんけど。」
スポンサードリンク
