NARUTO　カカイル二次創作小説　（女イルカあり）

イ・ル・カ、と耳元に響く低音。

崩れるぅっ！ 駄目、やめろ、黙れ！
カカシめ、人が年末最後の仕事に行こうっていうのに、何て事を…。無駄にいいバリトンの艶やかな声は朝から腰に来るんだよ、ちくしょう。
オレ減給は嫌だよ、と呟けば養ってあげるからうちに居なさいって、バカヤロー！
お前なぁ、オレが今や男めかけって言われてんの知ってっか？
ついでにな、お前もフォ、フォモだとか指さされてんだぜ。いつかビンゴブックに付け足されんの見えてんじゃねえか。
やめろ、耳舐めんじゃねえ。玄関でサカってどうする、ゆうべもオレ寝てねーし。あ、お前もか。いやいや、そこじゃない。
おい、迎えが来てんぞ、早く行けよ。あぁ？ 仕事しないとオレを養えないだろうが。今日の一件でオレの給料三ヶ月分だぞ？
よしよし、帰ってきたらイイコトしようなあ、早く行け。

ひどぉい、イルカせんせぇお下劣。でも漢って書いてオトコって読む位格好いいなあ。
あたた、前が辛いじゃない。ねえ一発突っ込ませてくれた…痛い痛い、握りこまれたら使い物にならなくなるでしょ。せんせぇ俺のフランクフルト大好きじゃない、ぐえ…、

おい、聞かれてんの解ってて言うなよ変態。

いやーんいけずぅ、どうせ皆知ってるしぃ。せんせに手を出さないように俺が苦労してたの知ってるでしょ？　ホント大変だったんだからね。

だからオレのケツに触るなって紙貼って、それで許されると思うのかよ。

いや、だって、ねー？

オレだって受付で、あんたを狙う女をどれだけ戻れない任務に向かわせてたんだかなあ。
おい外の方々に同意を求めんな、泣いてるだろ、早く行け。

はあい、貴方のカカシ、ひとつ国を潰して参りまーす。除夜の鐘が鳴り終わる迄に帰ってきたら、ご褒美は抜かずの三発で。

ええ、オレもこんにゃくと竹輪買っておきますよ（それでヌケ）。行ってらっしゃい。