豪快に笑うイルカ先生はやっぱり口が大きい。
だから拳骨がかぱりと口に入る。いやー人体の不思議だね。
ウインナーを一本横に入れてたの見たときは驚いた。
そのあと海老フライの取り合いで先生が勝って同じようにやった時は、尻尾が口の中に刺さってざまあみろって思ったの、オレ悪くないよね。


大分前だけどさ、ちょっと飲み会があってオレが酔った振りして、帰るから鍵ちょうだいってイルカ先生に言ったら自分ちの鍵を渡してくれたんだ。
その日からイルカ先生んちがオレんちになったよ、ちょろいね。いやつけこむとかじゃ…ごほごほ風邪かな。


鼻の大きさとちんこの大きさが比例するって、イルカ先生が仲間内から聞いてきた。
オレの鼻は薄くてそんなに大きくないですねって先生は笑って、明るい所で見たこと無いってオレのパンツを脱がして息子をじっと見た後トイレに籠っちゃった。なんで?


美人とかイケメンって、色んな顔の平均なんだって。イルカ先生がオレに向かってあんたはフツーの顔なんですねって言うから、じゃああんたはそれ以下だねって言ったら鏡を叩き割ってた。
目の大きさや鼻の高さなんて好みがあるんだし、皮の下の骸骨は一緒じゃない。でもオレ、イルカ先生が骸骨でも見分けられるよ。
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